ブルドッグ

強面だけど
愛情深い

ブルドッグ

BULLDOG

GROUP. 2
使役犬

基本情報

出身国 イギリス
起 源1800 年代
サイズ中型犬
役 割ブル・バイティング
体 重23 ~ 25 kg
必要運動量
少ない
多い
抜け毛の量
少ない
多い
飼養難易度
安心
難しい
目安の環境
狭い
広い

3つの特徴

POINT
優しく陽気な性格

闘犬としての歴史があるものの、攻撃性を取り除く改良の結果、現代の温和な性格になりました。見た目とのギャップや、おっとりした甘えん坊な愛嬌が魅力です。

POINT
独占欲のコントロール

食べ物やお気に入りのアイテムに対しての独占欲が強い傾向があります。必要のない興奮や攻撃性をコントロールできるようサポートしてあげましょう。

POINT
フェイスケアと健康管理

運動が苦手で、顔のシワに汚れが溜まりやすいので身体的なケアが必要です。また犬種改良の結果、皮膚や目、気道の病気にかかりやすいことが問題視されています。

豆知識

1800年頃のイギリスでは産業革命による労働者階級のストレスのはけ口として、犬を牛に噛みつかせる娯楽「ブル・ベイティング」( 牛いじめ )が流行しました。そこで使われた犬がブルドッグの祖先といわれています。「bull = 牛」と闘う犬という意味で「ブルドッグ」と呼ばれたようです。このような使役動物の虐待や見せ物が横行したため、1822年に家畜を保護する「マーチン法」が制定され、動物愛護運動が活発になっていきます。

参考文献:新犬種大図鑑 ブルース・フォーグル 著